http://www.02.246.ne.jp/~torutk/seway/dreyfus.html
から引用
1970年代のドレイファス兄弟による人間の技能の習得・極める過程についての研究結果
研究対象は、民間航空会社のパイロット、チェスの名人などのある分野の技術にきわめて高いレベルの習熟度を示した人々
技能ごとに評価するので、個人の生来持つ特性・才能ではない
段階 | 一言 | 内容 |
第1段階 初心者 | レシピが必要 | 経験をほとんど持たない コンテクストに左右されないルールが与えられれば仕事を遂行できる</p> 学びたい意欲はそれほどない </td> </tr> |
第2段階 中級者 | 全体像を見たがらない | 独力で仕事に当たれるが問題処理に手こずる</p> ほんの少しだけ決まったルールから離れられる |
第3段階 上級者 | 問題解決ができる | 問題を探し出し解決する、但し細部のどの部分に焦点を合わせるべきかの決定にはさらなる経験が必要 チームの指導者的役割、初心者への助言、達人のサポート |
第4段階 熟練者 | 自己補正が可能 | 十分な経験と判断力を備える 自己改善、他人の経験から学ぶ、格言を理解しうまく適用する能力を備える(例:パターンを効果的に適用) 何が失敗につながるか分かる |
第5段階 達人 | 直感で動く | 膨大な経験があり、上手に引き出しぴったりの状況で応用できる 理由があってそうするのではなく、直感に従って行う(「正しいと感じた」) 本質に関係のない部分と重要な部分の区別が無意識下でできる </tbody> </table> |