外国語学習の科学を読んだ。

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企画資料のひとつとして「外国語学習の科学」を読んだ。
この中に出てくる「学習ストラテジー」は
段取りを考えるのに結構役立ちそうだと思った。

学習ストラテジーとは、学習者が第二言語の知識を身につけるために使う様々な方略のことです。

以下は、オックスフォードによる学習ストラテジーの分類

– 学習ストラテジー –

直接ストラテジー
 ・記憶ストラテジー(言葉そのものを反復などで覚える。)
 ・認知ストラテジー(習った言葉を比較、整理する)
 ・補償ストラテジー(未知の言葉を推測する)

間接ストラテジー
 ・メタ認知ストラテジー(学習を計画、評価する)
 ・情意ストラテジー(感情をコントロールして学習する)
 ・社会的ストラテジー(他人と協力して学習する)

それぞれは言語を身につけるための戦略ということで、単品ではよく見かける学習法だ。
情意ストラテジーはいわゆるメンタルトレーニングのことだろう。

一通りやってみて適正のありそうなストラテジーを使っていくというのが効果的な方法とのこと。


これを見て思い出したのが、書籍「リファクタリング・ウェットウェア
に載っていたドレイファスモデルだ。
上記でいうとたぶんメタ認知ストラテジーで使えるモデルだ。

http://www.02.246.ne.jp/~torutk/seway/dreyfus.html
から引用

1970年代のドレイファス兄弟による人間の技能の習得・極める過程についての研究結果

研究対象は、民間航空会社のパイロット、チェスの名人などのある分野の技術にきわめて高いレベルの習熟度を示した人々

技能ごとに評価するので、個人の生来持つ特性・才能ではない

 段階  一言  内容
 第1段階 初心者  レシピが必要 経験をほとんど持たない
コンテクストに左右されないルールが与えられれば仕事を遂行できる

学びたい意欲はそれほどない 

 第2段階 中級者  全体像を見たがらない 独力で仕事に当たれるが問題処理に手こずる

ほんの少しだけ決まったルールから離れられる
情報を手早く入手したがるが、理論・原則は望まない(私には関係ない)

 第3段階 上級者  問題解決ができる  問題を探し出し解決する、但し細部のどの部分に焦点を合わせるべきかの決定にはさらなる経験が必要
チームの指導者的役割、初心者への助言、達人のサポート
 第4段階 熟練者  自己補正が可能  十分な経験と判断力を備える
自己改善、他人の経験から学ぶ、格言を理解しうまく適用する能力を備える(例:パターンを効果的に適用)
何が失敗につながるか分かる
 第5段階 達人  直感で動く 膨大な経験があり、上手に引き出しぴったりの状況で応用できる
理由があってそうするのではなく、直感に従って行う(「正しいと感じた」)
本質に関係のない部分と重要な部分の区別が無意識下でできる